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メタボ記者に「女ゴコロ」伝授?!


NEWSmart人気コラムの筆者2人による対談が実現しました。
目からうろこの恋愛指南が次々飛び出す「女ゴコロまるわかり講座」の斉田直世さんと、オヤジギャグにもなぜか心が和む「男グッチーメタボ脱出記」のグッチー共同通信記者。
クリスマスを前に、百戦錬磨の元キャバ嬢から、体重3ケタ脱出を目指すメタボ記者への恋のアドバイスとは?
(司会:伊地知晋一NEWSmart担当)

(斉田さんは、コラムで、出会いや初デートなどのシチュエーションごとに、女性はこうしてほしいという“女ゴコロ”を紹介していますが、男女のモテる秘訣を書いた本もいくつか出していらっしゃいますね)

斉田さん 斉:はい。大学在学中にアルバイトをしていたキャバクラで、男女の駆け引きや、モテるお客様のタイプをつぶさに観察した経験を基に書いています。男性向けで一番新しいのは「イケメン≠モテメンの新常識」(PHP文庫)。100人の女性への取材結果から、イケメンじゃないとモテないわけじゃないということを紹介しています。男性が好きな女性のタイプは似通っているけど、女性の好みはばらばら。「やせた男性のぽっこりお腹」とか「耳の後ろのにおい」とか、細かいところに魅力を感じていたりするんです。

グ:実は僕もイケメンじゃないけど、けっこうモテるんです。…(腹の肉をつまんで)ほら、ここがこんなに“持てる”。

斉:アハハ!グッチーさん、コラムそのままですね。

(グッチーさんも「メタボ脱出記」の紹介をお願いします)

グ:体重110数キロ、37歳、独身、髪も後退し始めたある男が、このままでいいのかと自問自答しつつ、メタボに対する医療やダイエット業界の問題を深くえぐろうと…

斉:おぉ!記者っぽい!

グ:…なんていうことは一切なく。まぁ、「駄目な男のダイエット日記」ですね。

(グッチーさんは彼女募集中だそうですが、斉田さんからアドバイスありますか?)

メタボ記者グッチー 斉:女性に好かれたいと思ったら、いわゆるモテメンを目指すよりも、嫌われない男を目指したほうがいいです。チェックポイントは、清潔感、コミュニケーション能力、自信。女性は指の爪など細かいところの清潔感を気にします。コミュニケーション能力については、相手の目を見て笑顔で自分から話せるか。これができない人はけっこう多いのですが、グッチーさんは大丈夫ですね。

グ:意識しちゃうとだめかも。最後の「自信」というのは?

斉:根本的に、自信のない男性に女性は惹かれません。顔もいけてない、お金もない、なのになぜかモテるという男性は「おれと付き合ったら楽しいよ」みたいな根拠のない自信があったりするんです。例えば、髪が薄くても、自信をなくしてびくびくしているより、明るく「どうも、まぶしくてすみません」と言ってくれたほうが「ハゲをコンプレックスに思わないくらいの自信があるのかな」という“できる男観”にもつながります。

グ:メタボも笑いにして「僕についてこい!」ですね。

斉:ポッチャリした女性が好きな男性がいるのと同じように、太めの男性のお腹の感触や、柔らかいひざ枕に胸がキュンとなる女性もいます。そういう女性にとっては、グッチーさん、たまらないと思いますよ。

グ:このひざ枕はきっといいですよ!でもお腹があるから頭が小さくないと落ちちゃうかも(笑)。ところで、斉田さんのコラムにタイプ別の女性攻略法がありましたが、ご自身はあの中ではどのタイプなんですか?

斉:もともとは“妹系”だったんですけど、今は自称“弟系”と言っています。25歳過ぎての妹系は痛々しいし、今は結婚して恋愛はもういいので、お仕事には、ちゃっちゃっと動く弟系かなと。もちろん、ダンナさんにとっては、常にかわいい女の子であろうと思っていますけど。

グ:え?斉田さん、け…結婚しているんですか?

(4歳のお子さんもいて、子育てをテーマにした本も出版されているんですよね)

斉:男の子なので「モテる子を育てる」がモットー。さっき言った、嫌われない男性のチェックポイントって、よく考えると、子どものしつけと同じですよね。しつけの延長線上にモテがあると考えると、ちょっと楽しいかも。

グ:最後に、世の男性を代表してうかがいます。クリスマスに向けて、彼女をわくわくドキドキさせる作戦を教えてください。

斉田さんイラスト斉:女性は自分のことをよく見てくれているかで愛情を図ったりもするので、プレゼントでも、連れて行く場所でも、ちょっと前に言ったことを覚えていて「好きって言っていたよね」と、さりげなく反映されると嬉しいです。雑誌でデートのマニュアルを探すより、今から、彼女の話すことや持っているものを観察しておくことが大切だと思います。

グ:なるほど。クリスマスに向けて会話をこっそりメモして、クリスマスツリーのようにどっしりと、自信を持ってがんばっていこうと思います。ありがとうございました。

斉:ありがとうございました。