イベント

家庭でできる科学実験


NEWSmart共同通信ニュースの新コーナー「家庭でできる科学実験」。
日本ガイシ株式会社「NGKサイエンスサイト」のご協力のもと、家庭でできる科学実験を紹介しています。
豪華付録が人気の「大人の科学実験マガジン」や小学生のための科学教室など科学への関心が高まる中、家庭で手軽に楽しんでほしいという思いから、始まりました。
今回は、これまでにご紹介した実験の中から人気の高かった実験をご紹介します。

●できるかな?電子レンジでゆで卵

科学実験

みなさん、ゆで卵は好きですか?
ゆで卵は水を満たした容器の中に卵を入れ、加熱してつくります。キッチンにあるガスレンジや電熱器など、どれを使っても水が沸騰してから3~5分で、ゆで卵はできあがります。

でも、電子レンジでゆで卵をつくろうとすると、水は沸騰してお湯になりますが、卵は破裂してバラバラになってしまいます。どうして、電子レンジではゆで卵がつくれないのでしょうか。

【準備するもの】

・生卵
・アルミホイル
・電子レンジ用容器(卵を入れる容器。耐熱性ガラス容器など電子レンジに入れて割れないものならよい)
・電子レンジ

【実験の手順】

1.生卵をアルミホイルでキャンディーのように包みます。卵との間に空洞ができないようにぴったりくるみましょう。
科学実験

2.容器に水を500cc入れ、その中にアルミホイルで包んだ生卵を沈めます。
科学実験

3.電子レンジのスイッチを入れ、約8分間ほど加熱してお湯にします(600wの電子レンジの場合)。
科学実験

4.電子レンジの加熱が終わったら、そのままの状態でさらに約10分間ほど待ちます。
科学実験

5.電子レンジから容器を取りだしてアルミホイルをはがせば、ゆで卵のできあがりです。
科学実験

<注意>
※電子レンジに生卵をそのまま入れないでください。卵が破裂して危険です。
※アルミホイルに包んだ卵は必ず水に沈めて電子レンジに入れて下さい。そのまま入れると、火花が飛び、電子レンジの事故につながります。

【そうかなるほど】

電子レンジは、電波で水の分子をゆすって熱を発生させます。電子レンジで卵に電波を当てると、水分を含む黄身や白身は急激に高温になり、成分のたんぱく質が一気に固まります。

白身のたんぱく質が固まると、黄身の中で蒸気になった水が外へ抜け出せなくなり、内部の圧力が高くなります。そして、ついには破裂してしまうのです。

そこで、電波を通さないアルミホイルで卵をくるみ、水を満たした容器に入れて電子レンジで加熱してみましょう。アルミホイルは電波をしゃ断する一方、お湯の熱を卵に伝えてゆっくりと温めていきます。はい、電子レンジでもゆで卵ができあがりました。

情報提供会社:株式会社日本ガイシ(NGKサイエンスサイト)

http://www.ngk.co.jp/site/no34/content.htm